台風も一段落しましたが、大きな被害がない事を心から祈っております。塾では長かった夏期講習も終り、新学期が始まっています。皆新たな気持ちで2学期を迎えましょうと言いたいところですが、すぐに中間テストが始まります。気を抜かずこのままテストを乗り切って欲しいです。また、今回新たに夏期講習から入塾してくれた生徒も数名おります。塾を探す理由で最も多い理由は、勉強のやり方が分からない、勉強習慣がついてないです。自分では何とかしたいと思っていても、どうにもできない事はありますよね。
「人間このままではダメだ」と思いつつも、なかなか行動できなかったりします。おそらくそれは、人間はそう簡単に変わることはできないからでしょう。人は簡単には変わらない。ではそんな時はどうする事が正解なのでしょうか。方法はひとつしかありません。それは…
「誰かの力を借りること」です。
そもそも誰かの力を借りずに、自分で何とかできるならみんな自分で何とかするでしょう。ところが、人間には「甘え」や「自我」というもがあり、それらが変化しようと試みる自分を邪魔してきます。皆さんも1度は経験があるとは思いますが、やらなくてはいけないと心の中では分かっていても、行動になかなか繋がらないのはこの為です。自分の中の天使と悪魔が戦い、結局悪魔が勝つことになります。
だからこそそんな時は人の力を借りるんです。そして、自分自身もその甘えや自我ととことん向き合う努力が大切です。
底なし沼と呼ばれる沼がありますが、底なし沼にはまった際に絶対にやってはいけない事があります。それは、パニックに陥り、脱出しよう必死にもがくこと。もがけばもがくほど沼にハマっていき、助かりにくくなるからです。無理に自力で脱出しようとせず、他者の力を借りることも大切です。
慌てることはない。どんなに深い沼でも底はあるー。