翔栄学院 多摩境教室の人情ブログ

この街で一人ひとりの成長を見つめ続けるー。

透明人間

この仕事をしていると、よく生徒にいろいろな事を注意することがあります。そこで見過ごしてしまうと、私がその瞬間に存在している価値がありません。それは透明人間になって自分の存在を消すということだと思っています。見て見ぬ振りをせず、どんな生徒でも常に自分が「何とかしてあげよう」という気持ちを持っています。目の前にいるのだから。もちろんいくら綺麗事ばかり並べても、自分にできる事と出来ない事がありますが。

 

1,2年前の話です。近くのコンビニで買い物をしていると、店員の若い女性がレジでお客さんにこんな事を聞いてました。

 

「○○円になります。」

「袋いいですね?」

 

えっ…!袋いいですね…?

袋いりますか?じゃないのかふつう。。。

いいいですねだと、お客さんが使わないと決めつけてるし、欲しいと思っているお客さんが言いにくいのではないだろうか。

 

そして、それを連発している店員さんと、何も言わない店長さんらしき人物。

「袋いいですね?」「袋いいですね?」「袋いいですね?」

     

この光景を見ていて、客として素通りすることもできたのですが、店長さんらしき人物の所に行き、軽く注意してあげました。このままだと気性の荒いお客さんにいつか必ず怒号を浴びせられるか、トラブルに発展し彼女が可哀想だろうと思ったからです。出過ぎた行動だったかも知れませんが、彼女の為を思って注意しました。

 

生徒ではありませんが、たまたまその場に居合わせたのでー。