翔栄学院 多摩境教室の人情ブログ

この街で一人ひとりの成長を見つめ続けるー。

遅刻をしてはいけない理由

       

この仕事をしていると、忘れ物や挨拶などいろいろと勉強以外でも指導することが多いのですが、中でもダントツで多いのが遅刻です。昨日も1人注意しました。遅刻は大人になってもする人はするし、しない人は絶対と言っていいほどしません。

 

塾では生徒に「なぜ遅刻をしてはいけないのか」という事をこう教えています。

遅刻をすると信用を失う遅刻をしないと信用を得られる。そして信用は能力よりも価値がある。

 

と、生徒に言っても伝わりにくいので、、、

 

例えばAさんとBさんの2人の人間がいるとします。Aさんは仕事の能力がとても高く、1か月で100万円を売り上げます。ただ、かなりの頻度で遅刻をします。一方、Bさんは仕事の能力が高くありません。1か月で50万円を売り上げます。ただ、遅刻は一切しません。さて、みんながもし社長だとしたら、AさんとBさんのどちらに店舗の責任者を任せますか?

 

聞いてみると、Aさん2割、Bさん8割といった感じでした。みんな子どもながらに遅刻はいけない事だと分かっているのでしょう。実際に経営者の方の9割はBさんを選ぶのではないでしょうか。ただ、ここから先の質問に答えられる生徒は少なかったです。

では、「なぜ売上げが少ないBさんなのでしょうか?」

 

答えは至極簡単です。Aさんに任せたら店が時間通りに開かないからです。

 

そう、これが信用というやつです。Aさんは能力が高いのに遅刻のせいでおそろしく損をしている一方、Bさんはただ毎日同じ時間に来ているだけで、能力以上の評価を受けています。もちろん能力を上げる努力も大事ですが。

 

遅刻は自分が損をしている事を知って欲しくてこの話をしてますが、みんな部活や学校で思い当たる節があるようでした。

 

そして私自身もー。