今週は4月5日に行われた模試の結果が返ってきたので、中3全員と面談しながら返却しております。
いろいろな事を話して返却しているのですが、生徒が気になるのはやはり、
偏差値と判定のようです。
偏差値と判定も、もちろん現在の自分を知るためには欠かせないものです。
過去から現在までの自分の結果が、数字として客観的に見ることが出来るのですから。
ただ、私が生徒によく聞くのは
「未来は全く考えないの?」ということ。
私は、人間には定数の部分と変数の部分があると思っています。
定数は変えることができなものに対し、変数は変えることが出来ます。生徒がどれだけ伸びるかということは変数の部分であり、数字で表すことはできません。
私自身受験で厳しいかも知れないと思った生徒が、合格した逆転劇をこの目で何度も見届けてきました。その生徒がどれだけ伸びるかは、生徒の努力や私たちの関わり方でいくらでも変えることができます。
つまり、変数=可能性
そして、この変数を上げるということは、生徒が本来もっている力を伸ばしてあげることだと実感しています。